老犬ホームを選ぶ理由6
2015.08.27 (老犬ケア)
「老犬ホームに入って、睡眠導入剤が必要なくなり、元気に走り回るようになりました。」
今回は、愛犬が認知症になり、1年近く介護した後、老犬ホームへ預け入れを決めたIさんご夫妻をご紹介します。
Iさんの愛犬が13歳の頃、つないでいたリードを切ったり、ネットに頭を突っ込むなどの行動が目立ち始め、獣医に相談したところ、認知症と診断されました。
その後、昼夜を問わず鳴くようになり、ご夫婦が交代で介護していたそうです。
けれど、睡眠導入剤も1,2ヶ月で効かなくなり、坐薬に変更したもののそれもどんどん効かなくなって、ついにはご近所から鳴き声に対する苦情が入るようになりました。
その頃、Iさんは新聞で見た老犬ホームに電話をして見学の予約をしたそうです。しかし、預けたら会えなくなってしまう、預けるのはいつでもできると考え直し、予約をキャンセル。家族での介護を続けられました。
数か月後には、毎日夜通し介護しなければならない状況になりました。
睡眠のための薬もリスクがある強い薬を処方され、それでも効かず、あまりに夜鳴きがひどいので、ご近所に迷惑にならないよう、引っ越すことも考えたそうです。
さらに数か月後には、介護につきっきりで、旅行はもちろん、遠出がまったくできない状況になり、ついに気持ち的にギリギリ限界になったそうです。
そして以前問い合わせをした老犬ホームを思い出して連絡をとり、愛犬も一緒に施設の見学に行かれました。
<老犬ホームに決めた理由>
初めて見た施設には広いドッグランがあり、たくさんの犬がのびのび過ごしていることが印象的だったそうです。
愛犬が馴染めるか不安に思いつつも、施設が広々していること、スタッフの印象が良かったこと、自宅から通える距離だったことも決め手となり、預け入れを決意されました。
介護生活が家族にとって限界にきていたこともありますが、睡眠導入剤の影響でボーっとすることが多くなった愛犬を、薬から解放してあげたかったとお話してくださいました。
老犬ホームに預けられたIさんの愛犬は、以前はドッグランに連れて行ってもトボトボ歩くだけだったのに、老犬ホームのドッグランでは走り回っているそうです。そして睡眠導入剤も必要なくなったとのこと。
イキイキ過ごす愛犬の姿を見に、週に2回は面会に訪れているIさん。
ついついおやつをあげてしまい、老犬ホームのスタッフに「今、ごはんあげたばかりですよ~!」と注意されてしまうそうです。
Iさんは、もし老犬介護に悩まれている方が近くにいたら、老犬ホームを勧めるとおっしゃっていました。
「老犬ホームの存在をもっと多くの人に知ってほしい。」
1年近くご自宅で老犬介護をされた経験があるからこそ、Iさんのお話は胸に迫るものがありました。
全国の老犬ホームはこちら
https://www.rouken-care.jp/facility/
東日本(関東甲信・北陸・東海地方)の老犬ホームはこちら
https://www.rouken-care.jp/area/eastjapan
西日本(近畿・中国・四国・九州地方)の老犬ホームはこちら
https://www.rouken-care.jp/area/westjapan/
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