老犬ホーム訪問記 京都 老犬介護ホームろうたす
2016.11.07 (老犬ケア)
今回のコラムでご紹介する施設は、老犬介護ホームろうたすです。
老犬介護ホームろうたすは、京都地下鉄東西線の醍醐駅のほど近くにあります。
大型犬に移動にも配慮されたエレベータに乗り、2階にある施設にお伺いすると、施設責任者の中野さんが出迎えてくださいました。
広くて、清潔感の溢れる老犬ホーム。
それが施設に入って、受けた最初の印象です。
お預かりした愛犬が自由に行動できるよう、広めのスペースが確保しているとのことです。夜鳴きのある愛犬もお預かりできるよう、防音室の設置や、二重サッシなどの配慮もされています。
手厚い介護も老犬介護ホームろうたすの特長です。
取材当時のお預かり犬8頭に対して、介護スタッフは5名と他の施設に比べて多くのスタッフが介護にあたっていました。
この施設をつくるきっかけとなったのは、中野さんご自身が14歳になるラブラドールの最期を看取った経験です。愛犬はガンを患い、介護が必要な状態になったそうです。 小さい頃から犬が大好きだった中野さん、懸命にお世話をしましたが、愛犬は1ヶ月に息を引き取ります。
介護は大切なパートナーへの恩返し、中野さんが介護の辛さは感じることはありませんでしたが、サポートしてくれる人がいれば、助かるのではと思ったそうです。
その想いから、老犬介護ホームろうたすが誕生したのです。
中野さんはまだまだ現状には満足していません。
より多くの介護に困られている飼い主様をサポートするため、長期の預かりだけでなく、デイサービスなどにもサービスを広げていきたいんです。
そう言って、今後の展開を力強く語ってくださいました。
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