2025.03.19
施設訪問記 いわき甲斐楽園
福島県いわき市にある、老犬ホーム「いわき甲斐楽園」を訪問し、オーナーの下山さんご夫妻にお話を伺ってきました。
下山さんは今から8年前にお仕事の都合でいわきに越してきました。元から犬に関わるお仕事をしていたわけではなく、犬の保護活動を始めたのも、元々甲斐犬を飼っていたことで、同じ甲斐犬の保護の話を受けたことがきっかけでした。
甲斐犬は頭が良く、飼い主以外には心を開きにくいといわれています。そのため、しつけにも工夫が必要で、保護しても次の里親を見つけることが簡単ではないそうです。
約7年間の保護活動で、どうしても下山さんが見てあげないとうまくいかないという犬たちが増えてきたことで、最近は本業の方を人に任せ、犬たちのお世話の方に専念しているとのこと。
調理師の奥様は、食欲が無くなってしまった犬には一頭一頭の様子を見ながら、ハーブで食欲を回復させる手作りフードを作っています。
口からものを食べることができなくなりどんどん弱っていた犬が、匂いに誘われて少しずつ口にできるようになって復活した例も多く、食べ物の重要性をあらためて感じているといいます。
これまで老犬をたくさん看取ってきた中で、少しずつでも食事で栄養をとることができていた犬は最期も穏やかに迎えられることが多かったそうです。
通常のフードに関してもフィッシュ4ドッグという無添加のフードを用意し、しっかりとした食事で体調をケアしています。
ブラッシングは毎日行い、月に1度は併設のトリミング施設で綺麗に洗っています。それ以外に特別なことはしていないと言いますが、きちんとした食事を摂り、清潔にしてあげることこそが元気に過ごせる一番のポイントであると下山さんは考えています。
「老犬にとってはお風呂も体力を使ってしまうのではと心配する飼い主さんもいるかと思いますが、温かいお湯でマッサージしながら清潔にケアしてあげることが元気に繋がります」という下山さん。
足元もおぼつかず、フラフラしていた老犬が、施設に来てケアしてあげた後は意気揚々と歩いて帰っていくということもよく見られる光景なのだとか。
人間で言う湯治に近いものがあるのかもしれませんね。
長く保護活動や老犬ホームをやっていると、様々な背景や事情をもつ飼い主さんたちと出会います。
下山さんはその時々でお預かりするのがいいのか、他に里親さんを探してあげた方がいいのかなど、それぞれの事情に合わせて対応を考えます。
一番に考えるのは、どの方法が犬の幸せにつながるのかということ。お金の問題はもちろん無視はできませんが、金銭面だけを全ての判断材料にはしたくないという思いがあります。
「犬たちのケアを生業としているけれども、犬をお金儲けの道具にはしない」という強い信念を持って施設の運営を続けている下山さんご夫妻。
夫婦二人だけで一度にできることには限りがありますが、ゆくゆくは犬だけでなく人も集まる場所にしたいという夢もあります。
夢の実現にはまだまだ課題がたくさんあるとのことですが、試行錯誤しながら進む先には多くの人や犬の笑顔が見られそうです。
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今回の訪問記でご紹介した施設の取り組みやケア体制が、一つの判断材料になれば幸いです。全国には、この記事のように高い志を持ち、独自のサービスを提供する老犬ホームや介護施設が数多く存在します。
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