老犬ホーム訪問記 ワンワンハートSAKURA
2017.07.11
三重県四日市市にあるワンワンハートSAKURAにお伺いしてきました。
施設代表の一色さんの前職は介護士。
ご自身も犬を飼っていたため「介護は大変なことが多いので、老犬・老猫の介護でもきっと困っている人がいるだろう。飼い主さんにもサポートが必要だろう。」と、人間のお年寄りの介護から犬猫の介護へ転身、ご主人のサポートも受けワンワンハートSAKURAを開業なさいました。
現在はスタッフと交代で、24時間 365日交代で老犬のお世話をされています。
ワンワンハートSAKURAは、近鉄湯の山線桜駅や東名阪自動車道四日市インターチェンジからも近いアクセスの良い老犬ホームで、飼い主のみなさんがいつでも愛犬に会いに来られるよう、面会は営業時間内であれば予約不要で受け付けています。
愛犬・愛猫がゆっくりと過ごせるように、一頭一頭に専用スペースを用意、ドッグランもあり、デイサービスで利用するワンちゃんが、楽しそうに遊んでいました。
開業してからの思い出をお尋ねすると「ワンちゃんやネコちゃんは具合が悪くても、人間と違ってお喋りできないでしょ。だから、人間が気づいてあげないとね。認知症の子も、毎朝挨拶するとしっぽでペンペンとお返事してくれるの。ちゃんとわかっているのよね。本当にかわいいの。」と笑顔で一色さんは答えてくださいました。
一色さんのご主人が、足の悪いワンちゃんのために、手作りの歩行器具を作ってあげたこともあるのだとか。
一色さんの傍らで話を聞いていたスタッフの坂口さんも「ワンちゃんにしてあげたいことを飼い主さんからお伺いしたら、できるだけ対応してあげるよう心がけているので、お預かりする一頭一頭に、それぞれのエピソードがありますよ。」と優しい笑顔でお話してくださいました。
一色さんはじめスタッフの方のお人柄そのままのアットホームな空気のもと、愛犬たちは、穏やかな時の流れを楽しんでいました。
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