老犬のトリミングで気をつけたいこと
2016.12.05 (老犬ケア)
トリミングは飼い主が考えているよりも、愛犬にとって体力を消耗するものです。そのため老犬は、シャンプー・トリミングによって体調を崩したり、場合のよっては死に至るようなケースもあります。
老犬にシャンプー・トリミングをする時は、愛犬の様子をチェックして、体調が優れない時にはシャンプー・トリミングを避けるようにしましょう。
トリミングサロンを利用する場合、老犬でも受け付けてくれるのか事前に確認をしておくことも大切です。トリミングサロンのなかには、老犬不可の施設もあるからです。
行きつけのトリミングサロンでも、年齢制限によって利用できなくなることもあります。行きつけのトリミングサロンが、高齢になったり、要介護になった時でもシャンプー・トリミングをしてくれるのか、聞いておきましょう。また実際にトリミングを受ける際は、動物病院での治療の状況や医師からの注意事項も伝えましょう。
動物病院併設、または老犬ホーム併設のトリミングサロンに相談するのも一つの選択肢です。これらのサロンの多くは、老犬や寝たきり犬のシャンプー・トリミングに対応しているからです。
こういった事前の準備に加えて、もうひとつ大切なこと。それは日頃のお手入れです。
ブラッシングを定期的にしてするだけでも、被毛を清潔に保ち、血行も良くする効果が期待できます。汚れに気付いたら、すぐに綺麗にしておくことも大切です。日頃のお手入れをきちんとしておけば、愛犬を綺麗に保てることはもちろん、腫瘍などの早期発見にも役立ちます。
寝たきりの犬などはお尻周りなどを短くしておくと、トイレの失敗をした時でもお手入れが楽になります。
老犬ケアでは、老犬ホーム併設のトリミングサロンのご紹介も承っておりますので、お困りの飼い主は遠慮なくご相談ください。
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