「老犬のシャンプーで気をつけたいことは」。【老犬ケア】

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老犬のシャンプーで気をつけたいことは

2018.08.01 (老犬ケア)

シャンプーする老犬シニアになったワンちゃんは若いころと違って新陳代謝も落ちてきます。換毛しづらくなり、体臭が気になる飼い主もいるかもしれません。

シャンプーは若いワンちゃんにとってもストレスのかかることですが、老犬には体力的な負担もかかります。老犬をシャンプーする時、どんなことに気をつけてあげたらよいでしょうか。

月に1度のシャンプーが習慣になっていると思いますが、シャンプーは思いのほかストレスを感じやすく、精神的にも体力的にも負担がかかります。犬種によってもシャンプーにかかる時間は違いますが、長時間立ったままのシャンプーや湿度の高いバスルームに籠ることなど、若いころなら耐えられたことが、老犬にとっては辛い時間になることが多くあります。
さらに、シャンプーの後はドライヤータイムがあり、熱風にさらされる時間も負担になります。老犬のシャンプーを手早く終わらせるためには、事前準備がとても大切になってくるのです。

[十分に行いたい事前準備]
■ブラッシング
シャンプー前にできるだけムダ毛を処理しておきましょう。絡んだ毛や毛玉を取っておくことも大切で、シャンプーやドライヤーを素早く終わらせるために大切な下準備になります。

■老犬に合うシャンプーを探しておく
若いころはシャンプーのあとにコンディショナーを使い、被毛の艶も大切にしていたと思いますが、老犬は時短が大切です。リンスインシャンプーなど、すすぎ時間を短縮できるものを探しておきましょう。

■換気をする
シャンプーの際は窓を開け、換気扇も回して空気を循環させます。それでも室温が上がってしまう場合は扇風機などを使って、蒸し暑い状態にならないように注意しましょう。とくに心臓疾患のある老犬にとって、蒸し暑さと高温は大敵です。

[シャンプーのポイント]
■お湯の温度は低めに
温度は35~38℃(人肌ぐらい)を目安にします。夏場や心臓疾患、呼吸器疾患を抱えている場合は低めの温度がよいでしょう。熱いお湯は体温も上がってしまうので厳禁です。また、急にお湯をかけるとビックリするので、シャンプーヘッドを老犬の被毛に密着させるようにすると、シャワーの水圧を抑えられるので、精神的なストレスが軽減されます。

■シャンプーを泡立てる
シャンプーはスポンジネットなどを使い、しっかり泡立ててからシャンプーを始め、手早く洗います。コンディショナーなどのリンス剤は、被毛に残ると炎症を起こすこともあるので、時間を気にしてすすぎを怠ると、悪影響になることもあります。顔などのシャンプーを嫌がる老犬なら、スポンジを用意しておいて、軽く絞ったスポンジで顔を優しく撫でながら洗ってあげましょう。

■シャンプーが終わったらタオルドライ
タオルは大きめのタオルと小さめのサイズを用意しておきましょう。吸水性のあるドライタオルがおすすめです。
すすぎが終わったら、大きめのタオルを使って素早くしっかりとタオルドライをして、水気をふき取ります。水分をとっておくことで、ドライヤーの時間を短縮することができます。
顔周りや耳の中は、小さめのタオルを使って優しくふき取ります。耳の中に綿棒をいれると、耳の中を傷つける恐れがあるので、タオルで拭きにくいときは、コットンなどを使って水分を拭きとりましょう。

■ドライヤーは弱温風で
早く乾かしたくて、近くから温風をかけてしまいがちですが、熱風をかけることはNGです。弱い温風で、ドライヤーは被毛から30センチくらい離しながらかけます。表面だけでなく、被毛をかき分けて根元からドライヤーをかけると、手早く乾かすことができます。長毛の場合は、ブラシを使って毛の根元からとかしながら乾かし、乾かし残しのないようにしましょう。

[まとめ]
シャンプーやドライヤーの途中でも老犬が疲れていると感じたら、無理をせずに「今日は終わり」と思うくらいの気持ちが大切です。
キレイにすることよりも、老犬の体に負担なく手入れをすることの方が優先です。体調がすぐれない時には全身のシャンプーは控えます。汚れが気になるのであれば、足周り、お尻周りなど、汚れている部分だけを洗うようにします。散歩のあとのブラッシングや、タオルシャンプーなどを利用して体を拭いてあげるなど、日々のお手入れをこまめにすることで汚れを軽減することができます。
暑い夏は、シャンプーを苦痛に感じる老犬も多いようです。お互いに快適な生活を送るためにも、日頃のお手入れで清潔な状態を保つよう、心がけてあげましょう。

(医療監修:獣医師 先崎直子)

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