「2019年人気犬種ランキングからみる愛犬の選び方」。【老犬ケア】

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2019年人気犬種ランキングからみる愛犬の選び方

2020.03.09 (老犬ケア)

並ぶ老犬愛犬を迎えようと決めてから、悩むのが犬種選び。住宅環境やお世話の仕方によって選ぶ方もいれば、犬種ごとの気質などの特徴を理解したうえで、飼いやすさの観点から選ばれる方もいらっしゃることでしょう。

今回はペット専門保険を取り扱っている企業が集計したランキングを参考に、家庭で飼われている犬のなかで人気を集めている犬種をご紹介。ご家庭のタイプ別におすすめの犬種についてもご紹介します。

■第1位は不動のあの犬種!

アイペット損害保険株式会社が実施した「人気飼育犬種・猫種ランキング2019」では、犬種部門で以下のようなランキングとなりました。

1位 トイプードル
2位 ミックス
3位 チワワ
4位 柴犬
5位 ミニチュア・ダックスフンド
6位 ポメラニアン
7位 フレンチ・ブルドッグ
8位 ミニチュア・シュナウザー
9位 ヨークシャー・テリア
10位 シー・ズー

1位から6位までは2018年の調査と全く同じランキングとなっていますが、2019年は昨年10位だった「フレンチブルドッグ」が「ミニチュア・シュナウザー」などの人気犬種をおさえ、7位にランクインしました。
全体的には2018年から引き続き、小型犬が上位の多くを占める結果となっています。

◾️タイプ別!おすすめ犬種をご紹介

【鳴き声が気になる方におすすめ】
集合住宅や住宅密集地に住んでいると、気になるのが騒音問題。犬の鳴き声がうるさいことで、隣人トラブルになる可能性はなくもありません。
そのため、なるべく無駄吠えしない、非常に温厚で飼い主にも従順な犬種と言われている「ゴールデンレトリーバー」や「ラブラドールレトリーバー」がおすすめです。
“吠えない犬”として知られる「バセンジー」は日本の集合住宅でも飼いやすい犬種です。

【抜け毛や臭いが気になる方におすすめ】
抜け毛が気になる場合は、季節で生え変わる換毛期のないシングルコート(単毛)の犬種がおすすめです。
オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の両方を持つダブルコート(二重毛)の犬種だと、毛が生え変わる時期になると部屋中に毛が舞い、掃除がとにかく大変になっていまいます。
さらにダブルコートの場合は、毛が密集しているため、蒸れたり、雑菌が繁殖しやすかったり、さまざまな臭いの要因が挙げられます。
その点から見て「トイ・プードル」「ヨークシャーテリア」「マルチーズ」など毛が抜けにくく、風通しのいいシングルコートの犬種は抜け毛や臭いが気になる方にはおすすめです。

【小さいお子さんがいる場合のおすすめ】
子どもがいる家庭で犬を飼う場合は、やはり我慢強く、穏やかな犬種がおすすめです。お子さんがいたずらをしても、興奮して噛み付いたりせず、落ち着いた性格のよいでしょう。
さらに生来の温厚さで子どもと過ごす時間にストレスを感じないタイプがベストです。例えば飼い主にとても従順で警戒心の強さから番犬にも向いている「柴犬」や穏やかで落ち着いた性格な「シーズー」、忠実で忍耐強い「ゴールデンレトリーバー」や「ラブラドールレトリーバー」もお子さんのいる家でも飼いやすい犬種です。

【お年寄りでも快適にお世話できるおすすめ】
飼い主の年代や体力などによっても、おすすめの犬種は変わってきます。
シルバー世代の場合は、お世話に手間がかからず、運動量もそれほど必要ない犬種がよいでしょう。元気で活発な犬種よりも、どちらかといえば静かでのんびりした性格の犬種がおすすめです。
穏やかな性格の「シーズー」や、比較的吠えることが少なく温厚な犬種の「パグ」、賢くて友好的な「パピヨン」などはお年寄りでも比較的飼いやすい犬種でしょう。

◾️まとめ

一緒に暮らしたいと思う犬種には、皆さんそれぞれ、好みや選び方があると思います。しかし、愛犬は大切な家族であり、末長く共に暮らすパートナーとなる存在です。
常に生活を共にする家族として迎え入れるためにも、人と犬との暮らしの相性を見ながら、ライフスタイルに合った犬種選びが非常に重要になります。
ぜひ自分たちの暮らしに合った愛犬選びを心がけてみてください。

人気飼育犬種・猫種ランキング2019 アイペット損害保険株式会社調査
https://www.ipet-ins.com/info/24025/

(医療監修:獣医師 先崎直子

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