「老犬の歯周病対策。歯みがき習慣をつけよう」。【老犬ケア】

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老犬の歯周病対策。歯みがき習慣をつけよう

2019.11.20 (老犬ケア)


おもちゃで遊ぶ老犬老犬の口臭や歯石に悩む飼い主は多く、愛犬の歯石を見るともっと歯を磨いておけば・・と後悔したり、歯みがき嫌いの愛犬に苦戦したりと、悩みは尽きないご様子です。

犬の歯みがきは口臭や歯周病予防だけはありません。また、短時間で口の中をきれいにできる歯のみがき方もあるようです。
今回は、老犬の歯みがきについてまとめました。

■歯みがきの必要性

老犬の8割が口腔トラブルを抱えているといわれ、年齢とともに強くなる口臭に悩む飼い主も多くいます。
デンタルおもちゃやサプリメント、おやつまでさまざまな歯のケアグッズが売られていますが、どれも効果ははっきりしていません。やはり、口の中のケアで一番効果を発揮するのは毎日の歯みがきのようです。

歯石は除去してもすぐにまた付いてしまいます。歯周病が進行すると、傷ついた歯茎から細菌が体に侵入し、悪影響を与えます。心臓疾患や腎臓の炎症など病気につながる恐れもある怖い細菌です。
老犬になると免疫力が弱るため、口腔内細菌を整える力も衰えて、歯周病が進みやすくなります。

■歯みがきのポイント

歯みがきは、歯の1本1本をブラッシングすることですが、歯ブラシを口の中で動かすときに、丁寧にぬめりを取るように磨いていくことがポイントです。

水をいれたコップを用意して、歯ブラシをすすぎながら何度も丁寧に歯についたぬめりを掻きだすように歯を磨いていきます。お水が濁ってくるのは、口の中の汚れが取れている証拠です。口の中は細菌だらけですから、可能であれば歯と歯茎の間もやさしくマッサージするように磨くと効果的です。

歯が終わったら、頬の内側も歯みがきシートや湿らせたガーゼでやさしく拭き取ってぬめりを取ります。
歯ブラシが苦手な老犬の場合は指にシートやガーゼを巻き付けて、同じようにぬめりをとります。難易度が高くなりますが、歯みがきに慣れてきたら歯の裏側も磨きましょう。

■すでに歯石がついていたら

犬の歯石取りは全身麻酔が必要です。無麻酔除去もありますが、1本ずつ施術するのに時間がかかり、犬に多くのストレスを与えることがあります。また、歯肉と歯の間にたまった歯垢や歯肉縁下歯石までとることはできないので、目に見える歯石はとれても、歯周病予防の観点からは解決にならないこともあります。
獣医師の診察のもと、歯周病が進んでいる場合や歯にぐらつきがある場合などは抜歯の可能性もでてきます。老犬は年を取るほど麻酔から受ける負担は大きくなるため、できるだけ早期に処置をして、その後は健康な歯を保つために毎日の歯みがきを続けることが賢明です。

■飼い主が習慣にすること

自ら「歯を磨いて!」という犬はいません。歯みがき習慣は飼い主の歯みがきと同様に毎日1本ずつでも続けることが大切です。犬の歯垢は歯石になりやすいため、老犬の健康管理の1つと考えて、今からでも毎日の習慣にするよう心がけていきましょう。

(医療監修:獣医師 先崎直子)


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