過度なスキンシップにご用心
2015.08.06 (老犬ケア)
みなさんは「ズーノシス」という言葉をご存知でしょうか?
日本語では「動物由来感染症」(「人獣共通感染症」「人畜共通感染症」とも言われます)といい、犬など人間以外の動物の病気で、人間にも感染するものを指します。
猫にひっかかれたところが、数日後に赤く腫れるなどの症状がでる、猫ひっかき病などが代表的な例です。
これらの病気は犬や猫と接触したり、咬まれたり、ひっかかれたり、同じものを食べたりすると感染します。感染しないためには、過度なスキンシップをとったり、同じ食器を使うのを避けるようにしましょう。
日本では狂犬病予防接種やワクチン接種が進んでいるので、あまり気にし過ぎることはありませんが、赤ちゃんや高齢者、病気で抵抗力が低下している方は注意が必要です。
とはいえ可愛い愛犬とは、たくさんのスキンシップを取りたいのが多くの飼い主の思いでしょう。飼主も愛犬も触れ合うことで、幸せに感じるという調査もあります。
スキンシップ後には手洗い、うがいなどで感染を予防することで、愛犬との楽しい時間を過ごしましょう。
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