「施設訪問記 シニアドッグホームPinky」。【老犬ケア】

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施設訪問記 シニアドッグホームPinky

2022.05.23 

施設外観兵庫県尼崎市にある「シニアドッグホームPinky」を訪問し、オーナーの三嶋梨絵さん、健二さんご夫妻にお話を伺ってきました。

施設名になっている「Pinky」の由来は三嶋さんが以前飼っていた愛犬の名前から。愛犬が14歳のときにがんを患い、高齢で手術ができず自宅で看取り介護をされたことが老犬ホームを始めるきっかけになりました。
その当時梨絵さんは人間の介護施設で働いていましたが、「自分が仕事に行っている間に愛犬に何かあったらどうしよう」という不安がいつもあったとのこと。自分と同じような思いをしている人が世の中にはたくさんいるのではという思いから、施設の運営を思い立ったそうです。

やると決めたら行動は早いという三嶋さん。梨絵さんはそれまでの職場の理解を得てペットショップに転職し、約1年半の実務経験を積みました。
健二さんはご実家の造園業を手伝いながら、その内の一事業として老犬ホーム事業を立ち上げるべく尽力されました。現在でも動物のお世話は梨絵さん中心に、経営は健二さんが主導してという役割が分かれているそうです。

オーナーの三嶋さんご夫妻

現在入居しているビルもご実家の自社ビルで人間の介護住宅用に建てた物件。他の場所とも比べてみて、立地条件や周辺のニーズ等を一番満たしているのがこの場所だったのだとのこと。

最初は人の介護の現場に動物が入ることによく思わない声もあったそうですが、防音設備や衛生面の問題など、真剣に取り組んで説明する姿に、周りも段々と協力してくれるようになりました。
ビルの屋上は元々日本庭園やバーベキュー用のテラスなどがあったそうですが、入居する高齢者の方は屋上まで上がることが少なく、あまり管理が行き届いていなかったため、思い切って天然芝のドッグランに改装しました。駅からのアクセスが良く、広い運動場もある施設は利用者さんからも好評です。

屋上を利用したドッグラン

造園業としてのノウハウがあったことや自社ビルであったことなどの条件が揃っていたこともありますが、決断力や行動力のある三嶋さんご夫妻の努力で、はじめに老犬介護施設をやろうと思い立ってから約2年で実現することができました。
梨絵さん、健二さんともに介護の資格を持ち、人の介護に携わってきた経験をお持ちですが、高齢者の介護も、老犬の介護も「本人のお世話以上にご家族へのサポートが重要」というところは共通しているそうです。
「愛犬の介護に悩んでいる方に寄り添って、いざというときに頼れる場所になれたらいいなと思っているんです」という梨絵さん。ご自身が愛犬を介護していた頃の体験や、前職の介護施設で多くのご家族に接してきた経験が生きています。

動物のお世話は梨絵さんの担当

「できることは幅広くやってあげたい」という三嶋さんの考えで、お預かり中はお家での生活スタイルにできるだけ合わせてあげるようにしているとのこと。何時にどのくらいの長さで散歩に行くか、食事はどういうタイミングにしているかなど、飼い主さんのご希望に沿った生活ができるようじっくりとお話を聞いていらっしゃいます。
今後は整体やトリミングなども取り入れて、施設内でお世話が完結できるようにしたいという展望もお聞かせくださいました。

お預かり中の様子

見学や相談だけでも、気軽に来てもらえるような施設にしようと日々運営されている三嶋さんご夫妻。災害時や飼い主さんの入院など、不測の事態があったときにも愛犬のストレスなくお預かりできるように、普段のちょっとした時にでも気軽に利用して欲しいといいます。
「飼い主さんに万が一のことがあっても安心して預けられるようなシステムを作れないか、司法書士さんとも話しているんです」という健二さん。経済的にも精神的にも飼い主さんの支えになれるような場所を目指し、ご夫妻で力を合わせて奮闘中です。

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