「老犬と温泉」。【老犬ケア】

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老犬と温泉

2019.01.08 (老犬ケア)


バケツに入る犬冷え込む日が増えて、厚手のコートとマフラーがお散歩の必需品になってきました。こんな時は温泉が恋しくなるものですが、愛犬は温泉に入ると人と同じように効果を得ることはあるのでしょうか。老犬にとっての温泉効果をまとめてみました。

■愛犬にもメリットがある温泉入浴
温泉というと効能や成分が気になりますが、人よりも先に温泉の癒し効果をみつけたのは動物達のようです。人が温泉に入ったきっかけは、野生動物が温泉に入って寒さをしのぎ、傷を癒す姿をみた人間が真似をしたことが始まりと言われています。「鹿の湯」「熊の湯」といった名前の温泉名を見かけることがありますが、これらは温泉をみつけた動物達の名前に由来しているかもしれません。傷の改善や体調を整えるために使われる温泉は、犬にも効能が発揮されることがあり、痛みを和らげる効果や老廃物を輩出する効果があるようです。

■温熱効果
犬の平均体温は大型犬と小型犬では少し差はあるものの、だいたい38℃前後です。体温と同じくらいの温度の温泉に浸ると血管が膨張して血行がよくなります。温泉に入った後は、少し体温が上昇するという結果があり、血行が良くなることが証明されています。血行がよくなるとリラックス効果が得られ、筋肉がほぐれ、関節の痛みを和らげることもできます。

■温泉の浮力でリラックス
温泉に浸ることで得られる浮力は、筋肉の緊張をほぐし、無駄に力をいれることなく動くことができるので、足に負担をかけずに運動をするリハビリテーションに利用されます。温水プールでリハビリをする場合もありますが、温泉を利用することで、効能とリラックス効果が高められれば一石二鳥です。関節痛で足を引きずる老犬や骨折の経験がある犬などに効果がありそうです。

■皮膚疾患への効果
強アルカリ性でpHの高い温泉は皮膚疾患に効果が得られるようです。殺菌効果もある温泉なので、表面の余分な皮脂などを洗い落してくれる効果が期待できます。ただ、皮膚の状態や疾患の程度によっては悪化してしまうこともあるので、獣医師にも相談のうえ入浴しましょう。

■愛犬用の温泉を用意する施設も増加
温泉効果を利用して、愛犬にリラックスしてもらおうと、犬用温泉施設も増えています。都心や箱根、湯河原といった人気温泉地にも愛犬用日帰り温泉があり、箱根ではにごり湯温泉が楽しめる施設もあります。愛犬も人と同様に贅沢な日帰り温泉が楽しめるようになりました。利用するためには狂犬病やワクチン接種、ノミダニ駆除など基本的な健康管理ができていることが必要ですが、ドライブを楽しみながら愛犬と一緒に温泉で温まるのも、冬の楽しみになりますね。

呼吸器疾患、循環器疾患、悪性腫瘍の持病がある場合、血行が良くなることで体に負担がかかることがありますので、注意が必要です。体調にも留意しながら、温泉を楽しむようにしましょう。

(医療監修:獣医師 先崎直子)


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