「呼んでも反応がない時は」。【老犬ケア】

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呼んでも反応がない時は

2017.11.30 (老犬ケア)


家に帰れば誰よりも早く玄関で出迎え、名前を呼べば寝ていても振り向いてくれる可愛い愛犬。老化が進むと、そんな様子に変化がみられます。
名前を呼んでも反応がなくなり、出迎えに来てくれないこともあるでしょう。
「性格が変わった」と悩む飼い主さんもいるようですが、原因の1つに聴力低下があげられます。

犬は人の4倍も遠い場所の音を聞き分ける聴力を持っていますが、老化とともに衰え、それまで敏感に反応していたことでも、素早く反応するのが難しくなります。
最初は飼い主さんが近寄っても気がつかないとか、帰宅しても気づくのに時間がかかったりします。聴力低下が進むと、チャイム音にも反応がなく、雷など怖がるはずの音でも無反応になっていきます。また、自分の声が聞こえにくいせいか、以前より大きな声で吠えることもあります。

聴力が低下しても、犬自身は耳が聞こえなくなったことに気づきません。そのため、近づいて急に触ると驚き、食事の時に「いいよ」と声をかけてもわからず、ずっと合図を待ち続けることもあります。

老化による聴力低下に気づいたら、不安や臆病にさせないために、いくつか気をつけることがあります。

声をかけても聞こえない時には、老犬を驚かせないよう、触る時には犬の視界に入って存在を知らせてから触るようにしましょう。言葉ではなく、目で確認させたほうが、老犬は誰が近くにいるかを確認できて安心です。
また、散歩中は自転車や自動車に十分注意しましょう。老犬自身が自転車や自動車の接近を察知することができません。車道を歩くときは十分に注意しながら、老犬は車道とは逆の壁側を歩かせるように心がけます。

コミュニケーションはハンドシグナルが便利です。日頃からの準備として、「お座り」や「待て」などの動作を教える時に、言葉と一緒にハンドシグナルも教えておくと、老犬になった時にハンドシグナルでコミュニケーションをとることができます。

自宅でできる簡単な検査としては、手を叩く音と距離でテストすることができます。老犬から離れた場所で手を叩き、小さな音から大きな音へと変えていきます。どのあたりで反応するか、もしくは反応しないかを、距離を縮めながらテストしていきます。定期的に行うと、聴力低下の進行具合の目安にもなります。

聴力低下の原因は老化だけではありません。内耳炎や外耳炎といった耳の病気が原因になっている場合もあります。心配な時は必ず動物病院で検査を受けてみましょう。聞こえているのに、反応するのが辛そうな時は、関節や足腰に痛みがあることも。

日頃の観察やボディチェックで、愛犬の変化にいち早く気づいてあげたいですね。


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