老犬・老猫ホーム 東京ペットホーム訪問1
2016.01.06
昨年末に東京都大田区にある老犬・老猫ホーム 東京ペットホームに取材訪問し、代表の渡部さんにお話をお伺いしてまいりました。
以前は工務店を営んでいたという渡部さん。
穏やかな口調で開業の理由をこのように語ってくれました。
「ヨーロッパなどの諸外国に比べ、日本では飼うことが難しくなった愛犬や愛猫を受け入れるインフラが整っていません。最近は室内飼いが一般化するなど、犬や猫といったペットに対する価値観が劇的に変化していること、また長寿化が進んでいることなどから、今後この問題は大きくると予想されるので、自分に何かできることはないかと考えたんです」
渡部さんは数年前から老犬・老猫ホームを始めるため準備を進め、2014年6月に東京猫の家を開業されました。
開業直後から「犬も預かってもらえないか」との相談を多く受けたため、犬も預かれるよう、ご自宅の一部を改装し施設を拡大して、現在は犬が4頭、猫が9頭の合計13頭が入居する老犬・老猫ホーム 東京ペットホームになっています。
一時期は満室で入居をお断りしなければならない時期もあり、現在もほぼ満室状態で、2016年1月には現施設からほど近い第一京浜沿いに2号店をオープンするとのことです。
建築中の2号店も取材させていただきましたが、一頭一頭の居室が広めに設計されたゆったりとした老犬ホームでした。
どれだけ規模が拡大しても、飼い主の心に寄り添う施設運営を常に心がけていくことが大事だと話される、穏やかながら強い意思を感じられる渡部さんの言葉が心に残りました。
少々長くなりましたので、東京ペットホームの施設の特長については次回コラムでお届けすることとします。
つづき「老犬・老猫ホーム 東京ペットホーム訪問2」はこちら
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