「老犬とどこへ行く?旅行先選択のポイント」。【老犬ケア】

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老犬とどこへ行く?旅行先選択のポイント

2023.09.15 (老犬ケア)

車に乗る老犬愛犬との旅行は、飼い主さんにとっても愛犬にとっても楽しい思い出です。しかし、老犬になってくると、旅行に連れ出しても良いものか不安になる方もいるのではないでしょうか。

今回は、老犬と一緒に旅行を楽しむための旅行先選択のポイントについて解説します。一緒に安心して旅行を楽しみましょう。

■ 老犬と旅行してもいい?

老犬になると、反応が鈍くなったりするため愛犬が旅行を楽しめるか不安に思う方もいると思います。
しかし、犬は老犬になっても新しい刺激にワクワクし、楽しいと感じます。新しい刺激が加わることで、脳も刺激され「歩きたい」「もっと知りたい」といった気持ちも生まれるかもしれません。

ただし、注意したいのは老犬の健康状態です。若い時には大丈夫だったことも老犬にとっては負担となり、体調を崩す原因になる場合もあります。
安心して旅行を楽しむためには、飼い主さんが十分配慮して旅行先を選択する必要があります。

■ 老犬との旅行先選択のポイント

以下のようなポイントを確認しながら、老犬の旅行先を選択してみましょう。

【ゆったりしたスケジュールが確保できること】
老犬になると、若いときのように動くことが難しくなります。そのため、細かいスケジュールを決めてさまざまなところに行くのではなく、ゆったりとしたスケジュールが確保できることが大切です。
十分休息を取ることができる快適な環境を選びましょう。

【距離や移動手段】
長時間の移動は老犬にとって負担が大きい場合があります。距離や移動時間を考慮したうえで、愛犬のペースに合わせて車でのんびりと移動できるようにすると負担を軽減できます。
休憩を多く入れて飼い主さんも一緒に移動を楽しめる時間にしましょう。

【施設がバリアフリー】
旅行先で訪れる場所が、老犬にとって過ごしやすいかも確認しましょう。
段差が少ない、部屋まで床が絨毯になっている、部屋で一緒に過ごせる、など負担がかかりにくい場所を選ぶと、老犬でも旅行を一緒に楽しむことができます。

【旅先での動物病院を確認】
万が一旅行先で体調が急変した場合に備えて、旅先での動物病院を確認することも大切です。連絡先や診療時間を調べておきましょう。

【性格に合わせたアクティビティ】
老犬になると、好みもはっきりしてきます。愛犬の性格に合わせて、旅先を選択してあげましょう。
例えば、社交的な性格であればドッグランがあるような場所を選んであげると、刺激になり楽しめるでしょう。逆に、静かな環境が好みな場合は、犬同伴可能なペンションでのんびり過ごすと、ストレスもなく愛犬と一緒に過ごすことができます。
愛犬の精神面を配慮して選択しましょう。

◾ まとめ

愛犬との旅行先を決める際には、健康状態に配慮した負担の少ない環境を選ぶことが大切です。
愛犬との時間は、思っているよりも限られています。老犬になったからと旅行を諦めるのではなく、無理のない範囲で楽しめるように工夫してみてはいかがでしょうか。
一緒の時間を増やし、愛犬と楽しい思い出を作っていきましょう。

(医療監修:獣医師 先崎直子

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