「シニアがペットを飼うときに注意しておくべきポイント」。【老犬ケア】

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シニアがペットを飼うときに注意しておくべきポイント

2020.12.29 (老犬ケア)

伏せをする老犬定年退職をきっかけにペットを飼い始めるシニアが増えてきています。しかしシニアになってからは体力も落ち、自身も病気の不安がつきものに。そのため最後まできちんと責任を持ってペットをお世話するためにも、飼う前の心構えが必要となってきます。
そこで今回は、シニアがペットを飼う時に知っておきたいポイントについてまとめました。

■ペットを飼うなら考えたい「心理的&経済的なゆとり」

ペットを飼うということは、毎日の食事や散歩をはじめ病気になった時の対処などが求められます。要するに義務と責任が生まれるということでもあるのです。
そのためには「心理的」なゆとりと「経済的なゆとり」どちらも必要になってくるでしょう。

【ペットを飼うために必要な経済的なゆとりとは?】
毎日のエサ代やトリミングなどにかかる支出以外にも、予期せぬケガや病気により思わぬ出費が必要になることもあります。
アニコム損害保険株式会社が実施した「ペットの支出に関する調査」ではペットにかける年間費用は犬の場合「約30万円」、猫の場合は「約16万円」という結果が出ています。そのためペットのお世話にかける経済的なゆとりを持つことが、ペットの飼育の大切なポイントのひとつとしてあげられるでしょう。

【ペットを飼うために必要な心理的ゆとりとは?】
例えば犬であれば、寿命は人よりも短いためペットの介護や悲しい別れを経験することもあるでしょう。いわゆるペットロスになる可能性も否定できないため、ペットを最期まできちんと見届けるための心理的なゆとりや精神的な覚悟が求められます。

◾️家族や知り合いを巻き込んでお世話をすることも考える

シニアになってからペットを飼う場合は、家族や知り合いの協力が必ず必要になってきます。
というのも、ペットも年老いてくると介護を要するケースが出てくるからです。より一層お世話に手がかかるようになると、高齢者がひとりでお世話をすることが難しくなります。
そのため万が一のケースに備えて、家族や知り合いなどの力を借りることを想定し行動しておくと、のちのち安心でしょう。

◾️まとめ

ペットを飼うことは最期までお世話をするということが求められます。そのため「最期まで面倒をみる自信がないから」とペットを飼うこと自体を諦めてしまう方も多いかもしれません。
しかしペットを飼うことで生活にハリがでたり、気持ちが安らいだり、ほかでは味わえないことが体験できます。また、家族や愛犬家が集まるコミュニティとつながることで、不安を軽減し、色んな人と協力しながらペットを飼うことも可能です。

もし高齢になってからペットを飼いたいと思ったら、まずは身近な人に相談をして最善の選択が何かを見つけることから始めてみてください。

参考資料:ペットにかける年間支出調査 2019|アニコム損害保険株式会社

(医療監修:獣医師 先崎直子

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