「愛犬と遊べる庭造りのポイントと注意点」。【老犬ケア】

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愛犬と遊べる庭造りのポイントと注意点

2020.09.21 (老犬ケア)

芝生に座る老犬一戸建てでワンちゃんを飼うなら、庭で自由に遊ばせてあげたいと考える飼い主さんも多いのではないでしょうか?ただ安全性や快適性を考慮したうえで、どんなお庭作りをしたらよいのかが悩みどころ。
そこで今回は、ワンちゃんのための庭造りのポイントをご紹介します。

■お庭造りで注意するポイント

【柵などの隙間から脱走・飛び出し】
柵の高さが低かったり隙間があったりすると、そこから脱走して道に飛び出し、事故に遭う可能性があります。そのまま行方知れずになってしまうこともあるため、柵の高さや形状などに注意を払う必要があります。

【段差や滑りやすい箇所に注意する】
段差があるところには足場を設けたり、タイルは滑りにくい材質のものにするなどして、転落事故による怪我がないよう細心の注意を払いましょう。

【熱中症対策にも配慮する】
広々としたスペースに解き放たれると、愛犬もつい楽しくて遊び続けてしまいます。
しかし、気温が高い夏場などは、日射しを避けた涼しい場所でこまめに休ませることも大切です。あらかじめ暑さをしのげるスペースを作っておくと安心でしょう。

【危険な植物に注意!】
ガーデニングをするご家庭も多いかと思いますが、犬が食べると危険な植物があります。愛犬が誤って食べないように対策したり、お庭に植える植物が犬にとって危険な植物かどうかを事前に把握しておくようにしましょう。

◾️愛犬が安心して遊べる庭にするには

【柵を設置する】
愛犬を安心して庭で遊ばせるためにも、十分な高さと強度を備えた柵を設置しましょう。通行人や近所の人に危害を加えないということのみならず、迷子や事故などさまざまな危険やトラブルから愛犬を守ることができます。
必要な柵の高さは身体の大きさによって変わります。小型犬の場合は、間をすり抜けてしまわないように隙間の小さいものにしましょう。また神経質な犬の場合は、通行人や車などが目に入らないように目隠しになっている柵がおすすめです。

【地面には人工芝やウッドチップを敷く】
固い場所を走り続けていると足腰に負担がかかってしまうため、地面には人工芝やウッドチップを敷いて負担を軽減してあげましょう。
人工芝は、「ロールタイプ」「ジョイントタイプ」など設置方法の違いや素材や毛の長さなどによって種類もさまざま。耐久性の高いものを求めるなら「ポリエチレン製」の人工芝がおすすめです。
ウッドチップは水はけもよく、消臭効果もありますが、劣化するので定期的にと変える必要があります。さらに湿気がたまりやすい日当たりが悪い場所にはあまり厚めに敷き詰めないようにしましょう。

【洗い場があると便利】
外で遊んだ後に足や体をさっと洗える洗い場があると便利です。また水飲み場にもなるため、外で遊んで喉が渇いたときにすぐに水分補給できるのもワンちゃんにとってうれしいポイントです。

【休憩所をつくる】
走り回って遊んだ後に、飼い主さんと一緒に水を飲んで休憩ができる場所があると快適ですよね。暑い夏の日射しを遮るシェードを設置したウッドデッキもおすすめです。
さらに室内と外との間に土足で出入りできる「ガーデンルーム」を設置すると、玄関を汚さず犬の出入りができるというメリットもありますよ。

◾️まとめ

お散歩以外で広々とした場所を走り回れる機会がないワンちゃんにとって、お庭でのびのびと遊べるのは、とても幸せなことです。安全第一に、ワンちゃんと遊べる庭造りにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?

(医療監修:獣医師 先崎直子

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