「老犬のための防寒対策」。【老犬ケア】

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老犬のための防寒対策

2019.12.26 (老犬ケア)


毛布にくるまる老犬年の瀬を迎えて、いよいよ冬も本番です。老犬のための防寒準備はできていますか?
犬は人よりも体温が高めで寒さにも強い動物ですが、老犬になると体温調整の機能が低下します。思うように体温が維持できないと、体力が弱い老犬は体調を崩しがちに。
冷え込みの厳しい冬を健康的で快適に過ごせるよう、防寒グッズをうまく使って生活環境を整えましょう。

■老犬の寒気のサイン

老犬も人と同じように寒い時は態度で示します。人は自分から服を重ね着することもできますが、犬はそうはいきません。サインを見落とさず、老犬の様子をよく観察しましょう。
とくに屋外で過ごしている老犬は、いままでと体力も抵抗力も落ちていますから注意が必要です。

<老犬の寒気のサイン>
・ブルブル震える
・体を小さく丸める
・水の飲む量が減る

また、容体が悪化すると低体温症になることもあります。以下のような症状にも注意しましょう。
・ぐったりしている
・体が冷たいと感じる
・元気がなく呼吸も浅い
・食欲もなくなる

老犬が屋外で過ごしている場合、厳しい寒さや雨は体力を大きく低下させることもあります。できれば玄関でも良いので、室内で過ごさせる工夫が必要です。ずっと屋外で過ごしていた犬の場合は、少しずつ家の中に慣れさせる練習もしておきましょう。

◾️老犬のための防寒対策

【クレートやケージ、犬小屋】
プラスチック製や網目のあるクレートやケージを使っている場合は、側面や底辺にスポンジやクッションが入っているドーム型で保温効果のあるものに変えましょう。冷気を通さないようにすることが大切なので、屋外の犬小屋などなら保温シートやビニールシートなどで小屋を包み、風や冷気が入り込まないよう遮断します。
フローリングや地面の上にケージや犬小屋を置くよりも、段ボールや発泡スチロールなどを敷くだけでも、下からの冷気を防ぐことができます。

【温めすぎない工夫】
電気毛布やこたつなどは必要以上に温まってしまい、肌を乾燥させたり脱水を起こしたり、体への負担が大きいこともあるため、過保護にする必要はありません。湯たんぽをタオルで包んだり、ペットボトルにお湯をいれて置くなど、ほんのり暖かさを感じる温度が適度といえるでしょう。フリース素材の毛布やマットを敷いてあげると、暖かさを持続させることができます。
温めたいからといって、直射日光の下に自由に動けない老犬を寝かせてはいけません。

【洋服で体温を持続】
よほどの寒がりや小型犬でない限り、室内で洋服は必要ありません。屋外に出た時との温度変化を小さくするために、散歩の時は洋服を着せて出かけましょう。
洋服は静電気が起きにくい綿などがおすすめです。帰宅して暖かい部屋に戻る際は、洋服をぬがせましょう。
室内と屋外の温度差は老犬の心臓や体に大きな負担を与えるので注意が必要です。

■過保護でなく、寒さに負けない体力づくりを

体力があれば体温調整機能も強くなり、寒さにも負けず元気に過ごすことができます。適度な寒さに慣らしながら、冬を乗り越える工夫をしましょう。
食欲がある老犬なら、太りすぎないよう注意しながら、夏より少しフードを増やしても皮下脂肪がついて寒さに強くなります。老犬が冬でも快適に過ごせるよう、上手なサポートを心掛けましょう。

(医療監修:獣医師 先崎直子


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