老犬ホーム訪問記 千葉 ペットハウスながらELLE
2017.03.01
千葉県にあるペットハウスながらELLE(エル)にお伺いしました。
都心や羽田空港、成田空港からも好アクセスなこの施設は、緑豊かな中に建つログハウスと広いお庭が特長です。
施設責任者の島野さん、以前は老人ホームにお勤めでした。その時、入居者の方が「なかなか自宅にいた頃のようには落ち着けない」と嘆かれる言葉に心を痛めていたそうです。
家にいるような感覚と雰囲気
ながらELLEが大切にしているこの想いは、島野さんの老人ホーム時代の経験からきているのです。
入居前にしっかりと愛犬の生活を把握すること、これがながらELLEのこだわりです。
島野さんはワンちゃんの今までの生活について、入居前にじっくりと飼い主さんの話を聞きます。多少遠方でも、できるかぎりご自宅まで足を運び、ワンちゃんの暮らしぶりを確認するそうです。これは、今までの生活を考慮し、食事や散歩の時間、トイレの方法、ケージレスでの飼育など、一頭一頭にあったお世話をするためです。
そして、もうひとつのこだわりは最大8頭までの少頭数飼育。
老犬ホームに入居するワンちゃんたちの多くが、それぞれの家庭で一人っ子として育てられているので、急に大勢のワンちゃんと一緒に暮らすような環境変化はストレスになるだろうとの考えからです。
入居後もワンちゃんと飼い主さんとの接点を大切にしたいという想いから、施設への面会だけでなく、飼い主のご自宅へワンちゃんをお連れするサービスにも取り組んでいます。さらにブログでも、お預かりしている老犬達の日常をアップ、愛犬の様子を知ることもできます。
ペットハウスながらELLEは、長期のお預かりだけでなく、ショートステイ希望も積極的に受け入れています。これも、自宅の環境、雰囲気を一番と考える島野さんの「できるならば愛犬たちは自宅で飼い主と一緒に暮らしてほしい」という想いからです。入院や出張、法事、旅行などの急な留守などでお困りの飼い主にも力強い味方となることでしょう。
「自宅にいた時と同じような生活」が続けられる老犬介護施設、それがペットハウスながらELLEが目指す姿なのです。
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